katoya『竜木船』
以下本文
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●ストーリー
私は魚を採った事が無い漁師だ。
祖父の代から受け継いだ私の「竜木船」は、
かなり痛みが進んでしまい浮いているのがやっとの状態だ。
とても魚たちに追いつことはできない。
もっぱら陸に落ちてきた海藻を採って暮らしている。

本当なら竜木を交換したいのだが、最近は良い竜木がどこの浮島にも見当たらない。
噂ではどこかの軍隊みたいな連中がどんどん切り倒しているらしい。
島が落ちてきたらどうするつもりなのだろう。
ひどい話だ。
あいつらの船は黒い煙を吐いて、うるさい音を出すし、
この辺の魚が減っているのもあいつらのせいに違いないと、皆が言っている。
「俺らの空からあいつらを追い出せ!」と息巻いている奴らもいるが、そんな事ができる訳が無い。
国王に睨まれたらおしまいだ。
私はいい加減こんなオンボロ船は手放して、陸に降りる事にしようかと思っている。
一つ心残りなのは、
竜木船の上から見える素晴らしい風景を二度と味わえないことか。

終
●機体解説
見て分かるように今回は流木を流用しましたww
他にはピンポン球や浮子、各種スケールモデル、金属線などを使っています。
スケールは1/35です。
今回は一番塗装に悩み、塗り直しましたが良くなっているでしょうか?ww



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コメントありがとうございます。
流木は思い付きでしたが、中々面白く出来ました(^o^)
実物は6月のタマミーに持って行くつもりなので、もし機会があったらよろしくです(^o^)/