キラキョロ『SEMRACER-1』

非常に危険ながら熱狂的なファンの多かったポッドレースが禁止された後、台頭したのがRoboidを操縦して行うセムレース(semrace)。
コース及び基本的なルールはポッドレースと同じであるが、実際にはRoboidと呼ばれる人型のマシーンをポッドシートに座らせてレースを行う。Player(操縦者)はRoboidと運動神経と感覚神経をシンクロさせることが可能なセンシングスーツを着用し外部から操縦をコントロールする仕組みである。

全盛時代に優勝経験のあるポッドレースパイロットを父に持つErenaは、幼い時期からポッドレーサーに興味を持ち、周囲からもパイロットとしての実力を認められていたが、Roboidとシンクロしてポッドレーサーを操縦するやり方では実力を発揮できずにいた。
アリアンの王子に出会うまでは…
Erena:父さんのようになりたかったけど、私は操縦が下手だから・・・
王子:Erenaはヘタなんかじゃねぇよっ。
Erena:えっ?

王子:お前はガンp…ポッドレースが好きすぎるから、Roboidを傷つけるのが嫌だった。
王子:だから迷って操縦に集中できないでいた。

王子:足りないのは技術じゃなくて、何を失っても走るという覚悟だ!
Erena:ふっ・・・ うん、その覚悟をいろんな人に教えてもらった。
王子:そんだけもらってたら、もう前に出れんだろ?
Erena:できるかな?
王子:やってみろよ!
以下略
コースレコードを叩き出したPlayerだけに与えられる特権、レコードブレーカーならぬレコードプレーヤーを模したお立ち台に立っての「WINNING RUN PLAY」

プラフスキー粒子の影響で何故か感情を持ってしまったRoboid(自称アリアンの王子)と。
( Blog :
A Priest in the Mist of Time)
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コンペティティブなマシーンはコンパクトにまとまっているととてもサマになりますね。