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45 : たけ

たけ :『Yellowtail amberjack』


トップ画_640


ストーリー
地球温暖化が進んだ22世紀。
南極の氷は全て溶けて、大陸は沈んでしまい、水の惑星となった地球。

大陸を失い、残った人類は人工の島に住み移る。
いつしか、魚類がこの星の王者となり、巨大化、凶暴化していき、人類を食べ物として襲うようになった。
「Yellowtail amberjack 」、この魚の形をした飛行メカは凶暴化した魚には有効で、どうやら同種族だと認識されるらしく、この飛行メカを使えば襲われない。
小さい魚なら。 


写真1_640


写真2_640
         
 
索敵手
『艦長っっっ、
5時の方向200メートル級ですっ。』

艦長
『この艦の4倍かぁ、こいつはいい食料になる。
島の一月分の食料を調達出来るな。
総員戦闘配置!! 』 


新米兵
『と、飛んだぁ。
ひぃぃっ、艦長、レーザー撃ち込みましょうよ、このままじゃ俺達が、あの魚に喰われちまいますよっ』



巨大魚が「Yellowtail amberjack」をひと飲みにしようとして海中から跳んできた。
航海士が柁を取り避ける。
その直後、波のような水飛沫が降りかかる。

艦長
『うるせぇ、バカヤロー。 
レーザーなんか、撃ってみろ。
お前を蜂の巣にするぞっ』

機関士
『艦長っ、エネルギー充填完了っ
何時でも行けますっ!!』

艦長
『よしっ、奴の前へ』

新米兵
『来た来た来たぁ、がんぢょぉ~。』

艦長
『レフトターン 
今だっ、ぶちかませっ!!』


写真3_640


砲手
『Yhaaaaaaa!!』


写真4_640


艦長 
『小僧、もう大丈夫だ。』

新米兵
『な、なんで。あんなデカイ魚がい、一撃で。』

艦長
『いいか、小僧。
魚って言うのはエラを潰せばいいんだよ。
それで、窒息死だ。
幾ら巨大でも急所を撃ち抜きゃそれでイチコロなんだよ。
俺達が島の台所を任されているんだよ、それを忘れるな。
付近の探索用意。島へ持って帰るぞ!!』
  

写真5_640

                              
そう、地球は、人類と魚類の補食合戦場となってしまった。



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製作記
勢いでエントリーしたものの、オリジナルメカを作るのは今回が始めてのことで、自分が作れるんか、こんなんで大丈夫なんかと不安で一杯でした。
作り始めるとなんだか楽しくなっていき、最後まで完走することが出来ました。(体調不良のため、中途半端な出来になりましたけど・・・スンマセン)

「Yellowtail amberjack 」ですが、1/32のスピットファイアーと1/48のP-47サンダーボルトとガンプラとのミキシングになっています。

「飛ばない理由」vol.3に参加された皆様。
この場を提供して下さいましたJOSE26さん、本当にありがとうございましたm(__)m





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コメント

[C1096]

最初の画像を拝見して、魚っぽいなぁ〜と思いストーリーを読むと なるほどっ!メカもストーリーも椎名誠ワールドのようで大好物です!
  • 2015-05-05 23:05
  • kurukuru
  • URL
  • 編集

[C999]

おー32スピットとはまた大きいのもってきてるんすねぇなんだかんだ言いつつストーリーもしっかり頭にあったとは(^^;
  • 2015-05-02 17:23
  • JOSE26
  • URL
  • 編集

[C949] 単純なアフターマンの世界

じゃないところが面白いですね。1枚目の画像のコントラストがいい感じなので、スミ入れと適度な錆びを入れるといい雰囲気になるんじゃないですかね(^^)

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